
4名の社員が語る 入社動機・仕事・人間関係
TALK MEMBER

金沢 千敏Chitoshi Kanazawa
2024年6月 入社 株式会社弘洋第一コンサルタンツ 技術グループ

本村 康智Yasutomo Motomura
2022年2月 入社 株式会社弘洋第一コンサルタンツ 営業第一グループ

小泉 真子Mako Koizumi
2010年4月 入社 株式会社弘洋第一コンサルタンツ 空間情報グループ

石岡 拓未Takumi Ishioka
2015年4月 入社 株式会社弘洋第一コンサルタンツ 測量グループ
2023年、第一航業株式会社と株式会社弘洋コンサルタンツは合併し、
株式会社弘洋第一コンサルタンツとしてスタートしました。
TOPIC 01
入社のきっかけを教えてください。

金沢さん
地すべり対策専門の土木系コンサルタントで積んだ経験を活かそうと当社を選びました。現在は歩道の詳細設計を担当しています。入社して驚いたのは残業時間の取組みです。当時の職場では残業するのは当たり前の風潮でしたから、ここにきて残業しすぎに注意!と言われたことに衝撃を受けました、笑。

本村さん
自転車メーカーの営業販売をして30歳で転職を決意し、当社に籍を置くことに。現在は自治体営業を担当しています。どんな仕事でも受注後の失敗は許されないという想いを責任にかえて気を引き締めて臨む毎日です!

小泉さん
農学部で農業土木を学んでいたことから、測量やGISに近い分野に関心がありました。新卒で入社して10年目になります。当初から空間情報部に所属しており、道路台帳や固定資産関連のデータ整備業務を担当しています。

石岡さん
測量の専門学校を経て入社し10年目になります。測量には第三者との交渉や許諾が必要で、その調整に神経を使います。都心部の測量では人や車に注意が必要です。一方、自然の中では野生動物や崩落の危険があったりしますから、現場ごとの柔軟な対応が求められます。

TOPIC 02
現在の仕事の内容、モチベーションの源をお聞かせください。

金沢さん
歩道の詳細設計を中心に行っていますが、舗装構成や植栽帯の配置、場合によっては地下埋設物の状況も考慮しながら、歩行者がより通行しやすい道を作るにはどうしたら良いかを考えながら進めます。私にとって歩道の詳細設計という分野は未経験。目下、1日でも早く成果をあげるべく学びの日々を重ねています。
過去に学習塾の講師という経歴もあるのですが、これまでとは違うかたちで社会に貢献できたらと思っています。
それと歩道の詳細設計は、細かな部品一つひとつを積み上げていくような、緻密な作業が求められます。とても大変ですが、自分が関わった道路が人々の目に触れ、形として残ることに大きな満足を感じています。そして道路が完成することで、見えるカタチで地域の人々の役に立ってもらえることがこの仕事の醍醐味につながっています!

本村さん
現在、自治体へのルート営業を行っています。さまざまな相談を承りますが、一つひとつを全国にいるKOUYO GROUPの先輩に聞きながら手を尽くしています。
そうした中、一つの実績が別の自治体からの引き合いのきっかけにもなります。自治体のネットワークのなかで、私たちの実績が共有されているのが感じられて、嬉しいですね。私の営業の姿勢をお話しすると、大変なことは正直に大変だ!と言う姿勢を貫くことです。しかもすぐに声を上げます。問題を後回しせず可能な限り素早く対処するためです。実はこの姿勢、周囲との信頼関係を築き、結果的にスムーズな案件進行につながっています。本村康智のモットーは「正直さと即レス」。なにごとも包み隠さず、感じたままを意見し、そのタイミングを逃さないこと。これが私のモチベーションです。
直近の案件ですが、とある県庁でシステムのプロポーザル入札がありました。システム営業を入札に結び付けるのは初めてのことで、資料づくりから当日のプレゼンテーションまで、システム側の草稿をまとめていくのに苦労しました。パワーポイント作業も久しぶりだったため、こちらも一苦労。でもやり終えたあとの達成感は、ヤバかったです!

小泉さん
私の毎日は業務ごとのTodoをきちんと消化することで回っていきます。期日のある仕事なので具体的なマイルストーンを設ければ、やるべきことは自ずと決まってきます。あとはとりこぼしのないよう、注意深く慎重に進めていきます。
これまでの成果で言えば、GIS(地理情報システム)のプロジェクトで、新しい仕様やシステムの提案にチャレンジできたことです。もし万が一曖昧な仕様だったりしたときには、プロジェクトの段取りから組み立てていかなければなりません。とにかく必死に考えて最善のシステムを構築していく、そのプロセスが好きです。技術者としてこれ以上のモチベーションはないのではないでしょうか!もちろん気分が乗らないこともあります。人間ですからね。そんな時は、ワーワー騒ぎます、笑。そして仕事における困難なんて、個人じゃなくて会社の問題なんだから、と自分を開放してあげます。

石岡さん
東京都の補修工事業務において、MMS(モービルマッピングシステム)という新技術を活用した業務で、都の「優良業務表彰」を受けました。安全性や効率性をアピールしながら、新しい技術を実装したことが評価されました。これは自分にとって大きな成果でした。もちろんそれを支えたのはチーム全体の連携でした! 仕事は一人ではなにもできませんね。その経験を糧に今は後輩の指導を行っています。より広い視点で仕事を見られるようになったと感じています。
TOPIC 03
KOUYO GROUPのビジョンである 「環」への想いをお聞かせください。

金沢さん
塾の講師時代は生徒と保護者、そして講師という三者が寄り添うことで、ひとつの「和」をつくり教育事業に取り組んできました。現在は現場と技術者、そして発注者という三者が支え合うことで、社会の安全・安心を生み出すことに努めています。
ここに教育の「和」とおなじ、地域貢献事業としての「環」を感じています。どんな仕事でも、人と人との「環」があってこそですから。

本村さん
営業という立場で言えば、なにより協力会社やグループ各社との連携が重要です。たとえば案件数が増加すれば、仕事を自社だけで抱えこまないでアウトソーシングを選択するという判断が求められます。そんなときはグループ各社に業務を受け渡すことで助け合い、しかもより良い成果を上げていくことに注力します。
それができるのがKOUYOU GROUPです。「環」というビジョンはグループ各社の社員にとって仕事の原点であり、心のよりどころです。

小泉さん
グループ内の技術共有を通じ「環」の価値を実感しています。各社が保有する専門的なスキルや高度な人材、仕事への考え方などを見ること、知ること、そして受け入れることで、私自身のスキルも進化するからです。互いを尊敬し、学び合うことはグループ全体の力の底上げにも通じます。
ここに、つながることで成長するというKOUYO GROUPならではの「環」の哲学があると思います。

石岡さん
クライアントの要望はいつだって難しく、ときに勝手だなぁって思えたりもします。仕方ないですよね、それがお客さまですから、笑。でもきちんと納期にあわせて成果物を出さなければなりません。測量という仕事は人との連携が重要です。一人ではできません。常にコミュニケーション能力が求められます。自分の考えを相手に伝え、相手の思いを察知するスキルです。測量の精度は対話の精度が支えています。黙々とひとりで測量に打ち込むなんてことはありません。人と人の「環」であり、「和」とも言い換えられます。“和をもって貴しとなす”とは、まさにこのことですね!

TOPIC 04
今後、やってみたいことを教えてください。

金沢さん
まずは資格を取得することです。以前は「地すべり防止工事士」という資格を取得していましたが、更新期限が切れてしまいました。当時は道路災害や災害関連緊急地すべり対策事業などに追われ、資格を取得することがなかなか難しい状況でした。
今度こそはきちんと取得して多くの業務に携わり、経験を積みたいと考えています。とくに東京支店の技術グループは、令和6年に立ち上がったばかり。
より大きく、より技術力を付けたグループにできるよう、その一翼を担いたいと考えています。

本村さん
全国の自治体さんはまだまだDXについて困難を抱えている部署が多いと感じます。それらの問題解決にあたっていきたいと思っています。
そうしたことの積み重ねが、いつかキャリア形成にも繋がってくると思っています。

小泉さん
KOUYO GROUPの規模が大きくなっているので、自分の部署の作業についても東京以外で消化する体制を考えていきたいです。できれば首都圏以外の業務もやってみたいと思っています。地域の状況によって問題は様々でしょうが、適切な解決策が必ずあるはずです。それを技術職として発見していけたらと。

石岡さん
現在、現場測量がメインですが、今後は三次元計測の知識を身に着けたいと考えています。
そうすれば今よりももっともっと測量という仕事が面白くなっていくはずです。
TOPIC 05
週末の過ごし方とリフレッシュ術は?

金沢さん
趣味の旅行、そして風景写真を撮ることです。本当は列車で一人旅を満喫し、列車が走る風景を俯瞰撮影したいのですが、家族持ちとしてはなかなかそればかりとは言っていられません、笑。それでも家族で出かけて軽登山をし、写真を撮ることはとても大好きなことの一つです。

本村さん
家族との時間を何よりも大切にしています。週末にはキャンプ場への家族旅行を計画するなど、自然の中でリラックスすることが何よりの癒しです。当グループでは三重県の山中に「飛雪の滝キャンプ場」という施設を運営していて、ここがとても素晴らしのです!勝手に“第二の故郷”に決めたほどです。ここで癒やされ、仕事に復帰していきます。

小泉さん
週末は少しだけ仕事を考えつつ外出したり、のんびりと家のことをやったりしています。新しい知識のインプット、そして仕事へのアイデアの種まきとして、週末はとても大切な時間です。

石岡さん
アウトドア派なのでもっぱら戸外活動ですね。測量では山中に出向くこともあり、自然との向き合い方が仕事にも活きている感じがしています。それと草野球チームに所属して友人と週末に試合を楽しんでいます。

これからKOUYO GROUPを目指す人に
メッセージをお願いします!

金沢さん
土木(建設)コンサルタントというと、なかなか大変な仕事だというイメージもあるかもしれません。それでも土木(建設)コンサルタントは地域の「人々」の役に立てる、とてもやりがいのある仕事だと思います。そしてKOUYO GROUPは業務の中でそれぞれの担当者が様々なアプローチで問題解決を目指すことができる会社です。何よりも業務達成のため多くの先輩方が親身になって話を聞いてくれます。ぜひ一緒に未来の日本、そして世界を創ってみませんか。

本村さん
KOUYO GROUPはやりたいと思ったことにトライアルできる、柔軟でおおらかな風土の会社だと感じます。自分で「こうした方がいいんじゃないか?」と思ったことを表現して、それが成果につながった時は仕事の醍醐味をいちばんに感じることができます。KOUYO GROUPならそれができる、と感じています。一緒に働ける日を楽しみにしています。

小泉さん
自分で考えるのが好きな人が向いていると思います。なんでも面白がってください。
なんにでも好奇心を旺盛にして顔を突っ込んでみてください。あなたの面白がりが、あなたの強みとなる会社です。お待ちしています!

石岡さん
上司や先輩方が親身になって指導してくれる職場です。自身のスキルアップにも資格取得や新しい技術にも積極的です。
設計、施工の基となる測量という仕事には大きなやりがいがありますよ!