INTERVIEW

考えて働きたい。
だから私は、
設計の道へ戻った。

#入社7年目

株式会社エヌティーコンサルタント
設計調査部

下村 一樹 Kazuki Shimomura
下村 一樹

01 志望理由

決められたことをこなすより、考えて働きたかった。

新卒で建設コンサルタント業界に入り、その後は配送サービス業へ。まったく畑違いの世界で数年を過ごしました。そこからもう一度転職を考えたとき、いちばん悩んだのは「次はどの業界を選ぶのか」という一点です。

答えを出すために、自分はどんな時に仕事を面白いと感じるのかを掘り下げてみました。行き着いたのは、決められたことを黙々とこなすより、あれこれ考えながら進める仕事のほうが性に合っている、ということ。だからこそ、かつて身を置いた設計の世界に戻る決断をしました。

建設コンサルタントの設計に、決まった正解はありません。現地の条件も地域の事情も案件ごとに違うからこそ、考える余地がある。遠回りをしたぶん、この仕事は「自分で選んだ」という実感があります。就職や転職で迷っている方がいたら、業界や条件から入るより、自分がどんな働き方を面白いと感じるのかを先に言葉にしてみることをおすすめします。

絵に描いた餅では、意味がない。

02 現在の仕事、やりがいと醍醐味

絵に描いた餅では、意味がない。

絵に描いた餅では、意味がない。

私が所属する設計調査部は、設計だけでなく構造物の調査も受け持つ部署です。道路設計や災害復旧設計といった設計業務に加えて、最近は橋梁点検業務に関わることも増えてきました。

設計の難しさは、図面を描くこと自体にはありません。絵を描くのは、正直に言えば簡単です。本当に難しいのは、その絵が「実際に施工できるのか」というところまで考え抜くこと。どれだけ整った図面でも、現場で成り立たなければ絵に描いた餅で、意味がないんです。

だから現地の状況把握には時間をかけます。地形、既設構造物の状態、周辺への影響──集めた情報のひとつひとつを判断材料にして、実現可能な設計計画に落とし込んでいく。ここがこの仕事のいちばん頭を使うところであり、いちばん技術者らしい部分だと思っています。

そして醍醐味は、その苦労を経て計画したものが、実際に完成している姿を見た時です。図面の上にしかなかったものが、地域の道として、橋として、そこにある。これに勝る瞬間は、そうそうありません。

03 仕事のモチベーション

安堵と達成感は、ひとりでは味わえない。

これまででいちばん達成感があったのは、災害復旧業務のなかで行われる「災害査定」を無事に終えられた時です。

災害業務は、普段の業務とはまるで違います。発災から査定までの短い期間に、現地調査、測量、設計、工事積算までを一気に進めなければなりません(このうち当社が担うのは設計まで)。とにかく時間がない。だからこそミスが許されず、社内で、そして発注者と、何度も確認を重ねながらバタバタと計画をまとめていきます。

そうしてたどり着いた査定申請が、何事もなく承認された時。発注者と一緒に安堵感と達成感を分かちあう、あの感覚が次の仕事への力になります。

壁にぶつかった時の乗り越え方も、実はこれと同じです。問題や課題を洗い出し、関係者と共有し、ひとつずつ解決していく。ひとりで悩まない、周囲を頼る。特別なモチベーションの上げ方は持っていませんが、これがいちばん確実な方法だと思っています。もともと考えすぎる性格なので、自分の考えだけで完結させず、周囲の意見を聞いて確実性のあるものにしていくことは常に心掛けています。

これから目指すのは、知識と経験を積み重ねたうえで、関係者と円滑な合意形成が図れる、柔軟な設計計画を立てられる技術者です。地域に安全・安心を届けるには、技術力だけでは足りません。人と話し、すり合わせていく力も同じくらい必要だと感じています。

ちなみに休日は、バイクでのツーリングやゲーム、筋トレが主な過ごし方。やっている間は仕事のことを忘れられる時間が、案外いちばんの充電になっています。

04 グループのビジョン「環」について

1社では成しえないことも、「環」でなら成しえる。

1企業だけでは成しえないことも、グループ各社が協力し合う「環」の精神があれば成しえるようになる。私は「環」をそう理解しています。

インフラの仕事は、測量、調査、設計、補償、地質といった幅広い分野が組み合わさって、はじめて形になります。1社が持てる技術や人員には限りがありますが、グループとしてつながっていれば、その限界を越えていける。しかも各社はそれぞれの地域に根を張っていますから、地域の実情を知る者同士が手を組むことになります。これは大きな強みです。

正直に言えば、私自身もまだグループ各社がどのような業務を行っているのかを知り尽くしてはいません。もっと知りたい、というのがいまの本音です。知れば知るほど、「環」の中でできることは増えていくはずですから。

GIVE A YELL

私たちの仕事は社会基盤を支え、日本の未来を築く重要な役割を持っています。
その中でKOUYO GROUPは、グループ各社がそれぞれの地域でその役割を担い、協力し合いながら日々成長を続けています。
畑違いの業界から来た私でも、考えることが好きなら必ず面白さが見つかる仕事です。
私たちと一緒に、日本の社会インフラを支える仕事をしませんか?

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